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安倍首相が嘔吐・吐血は本当か [永田町]

昨日発売の週刊文春(8月27日号)で安倍首相が吐血したと報じられた。

少し前に出た週刊ポストでは「嘔吐」とされていたものを「吐血」としたわけだが、事がことだけに本当なら深刻な問題と言わざるをえない。

20日、安倍首相の事務所から文芸春秋に抗議文が送られている。





体調悪化もあって退陣した第一次政権


2007年、第一次安倍内閣が二年で幕を閉じた。

先に行われた参院議員選挙で敗北したにもかかわらず、続投を表明したことに批判が集中。閣僚の不始末等に加え、安倍氏の体調悪化もあり9月に退陣表明したのだった。

この時の診断結果は潰瘍性大腸炎とされた。

第二次内閣発足にあたってもこの点が不安視されたが、安倍氏自身は薬を服用していることで問題ないとした。

その後、改造内閣で大臣の辞任等があったものの、概ね順調に政権運営されてきたこともあり、この話が蒸し返されることがなかった。

潮目が変わってきているのは確か


報道された内容が本当かどうかは分からない。

ただ、第二次安倍内閣発足以来、ほぼ終息していたこの手の話が出てきたこと自体、問題とも言える。

仮に報道が本当だった場合、アベノミクスがかつての勢いを失い、内閣支持率が急低下していること無関係ではないだろう。

安倍氏は順調にことが運んでいる時は調子がいい(誰でもそうだ)が、自分に非難が集まると体調が悪化しやすい傾向があるのかもしれない。

第一次内閣総辞職の時と今回とで共通するキーワードは、「安倍氏の不人気」だからだ。

そうした打たれ弱さは、第一次から第二次内閣にかけての期間で克服されたようにも思われた。

しかし、もし嘔吐や吐血が事実ということなら、8年前のようになる可能性もゼロではないだろう。


仮に事実でないのに今回の報道があったとすれば、官邸内の緩みがあったと思われても仕方ない。

首相官邸は4月のドローン落下事件に見られるように、一国の中枢にしては緩い面が否めない。

そうした官邸から噂話の類が漏れたのだとすれば、首相の体調とは別の意味で危機感をもつべきだろう。


なぜ官邸ではなく総理の個人事務所が抗議したか


今回の抗議。本来なら首相官邸で官房長官が政府としてしてもいいようにも思える。

しかし、抗議したのは安倍首相の事務所だった。

根拠のない証言によって個人を中傷し、読者に著しい誤解を与える、悪質極まりないものだ


それも個人を中傷したことに対して行われている。

法的な面で事務所がやった方が良いと判断されたのかもしれないが、ことの真相は不明だ。

明日、菅官房長官が会見で何と言うか注目したい。


いろいろあった中国との関係もひとまず落ち着きを取り戻したかに見える。

TPPも何とかなりそうだ。

株価も2万円台を維持している。


問題山積とは言え、成果も見えつつあるこの時期。

安倍総理の体調が報道のようでないことを祈るばかりだ。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。





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毒親の特徴 [時事ネタ]

毒親の特徴。それは「干渉と依存」です。正確には「過干渉と過依存」といった方がいいでしょう。

むか~しからいた「毒親」


有名人の方の著書によって「毒親」という言葉が最近クローズアップされていますが、こうした親は昔からいました。

興味がある方は大塚ひかりさんの書かれた『本当はひどかった昔の日本: 古典文学で知るしたたかな日本人』を読むといいでしょう。





目次からいくつか関連したものを挙げさせて頂くと(一部表記を省略)

第一章 捨て子育児放棄満載の社会

第三章 虐待天国江戸時代

第四章 本当はもろかった昔の「家族」

第六章 毒親だらけの近松もの


といったものがあります。

とても面白かったです。


毒親とは関係無いのですが、私が特におもしろかったのは

第十四章 究極の見た目社会だった平安中期

でした。


話を毒親に戻します。

これだけ昔からあると、親というのは多かれ少なかれ「干渉と依存」があり、それが一線を越えた時に「過干渉・過依存」となり毒親になるんだと思わされます。

つまり毒親という特殊な人がいるというより(←そういうケースもありますが)、条件さえ揃えば誰でも毒親になる可能性は秘めているんだなと思います。


親から離れるに限る


親が親であるためには、当然ながら子供が必要です。

その親である自分の存在価値を高めるため、欲望を満たすため、人は毒親になります。

子供を虐げるのです。

子供の存在が無ければ当然、毒親であることは難しいわけです。


もし自分の親が毒親だなと思ったら、親から離れる。

これが一番です。


しかし、「そう簡単に離れられない。離れられないから困ってるんだ」という方が大半でしょう。

毒親の問題が、仕事先でのトラブルや親戚付き合いの悩みなんかと決定的に異なるのは、この「離れたくても、離れられない」という点が問題解決を妨げていることにあります。

言い換えれば、それだけに離れることができれば効果は大きいとも言えます。

ずっとではなく、一定期間だけでも離れてみるといいでしょう。


先に紹介した『本当はひどかった昔の日本: 古典文学で知るしたたかな日本人』にもあるのですが、日本人の中にある「親に孝行しなければ」という気持ちに、私たちはどこか縛られている面があります。

自分の中にある、そうした面を見つめなおす意味でも、一度距離を置く必要あがるのではと思います。


「毒親」本


上位3つが、特によく読まれています。

『毒になる親』スーザン・フォワード ←元祖毒親本です




『毒親からの完全解放 (本当の自分を取り戻して幸せになる7つのステップ)』影宮 竜也




『不幸にする親 人生を奪われる子供』ダン・ニューハース



『ポイズン・ママ―母・小川真由美との40年戦争』小川雅代

『母がしんどい』田房永子

『母が重い! しんどい「母と娘の関係」を楽にするヒント』下園壮太  ←2015年7月に出ました


他にもいっぱいあるのですが・・・というか毒親本ってこんなにあったんだ・・という感じ。

それだけ悩んでいる人も多いってことですね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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こうして終戦工作は失敗した [歴史]

スイスを舞台にした終戦工作は有名だ。1945年時点では、他にもいくつかの交渉が密かに行われたようだが、結果的に全て失敗した。

早期終戦の可能性があったにもかかわらず、東京の判断が間違っていた(あるいは遅すぎた)ため、原爆投下、ソ連参戦へとつながって結局日の目を見ることは無かったケースが多い。

要は現場の状況を本部が正しく認識できず、しなくていい失敗をしてしまうという今日にも通じる話だ。




終戦工作の数々


[日本政府主導のもの]

小磯国昭内閣下で南京国民政府高官の繆斌(ぼくひん)を仲介とした蒋介石政権との和平交渉(重光葵外務大臣が繆斌を信用せず頓挫)

鈴木貫太郎内閣の外務大臣東郷茂徳による、当時まだ中立国だったソ連を仲介とする和平交渉


[中国側との個別交渉]

燕京大学学長ジョン・スチュワートや上海市長周仏海を仲介者とする和平工作

日本軍今井武夫参謀副長と中国軍何柱国上将との和平協議

水谷川忠麿男爵(近衛文麿異母弟)と中国国際問題研究所何世禎との和平工作


[ヨーロッパでの個別交渉]

スウェーデン公使ウィダー・バッゲを仲介者とするイギリスとの和平工作

小野寺信駐在武官もナチス・ドイツの親衛隊諜報部門の統括責任者であるヴァルター・シェレンベルクと共にスウェーデン王室との間で独自の工作

スイスにおけるアメリカ戦略事務局(OSS)のアレン・ダレスを仲介者とした岡本清福陸軍武官・加瀬俊一公使や藤村義朗海軍武官らによる和平工作

ちなみに、このアレン・ダレスは戦後創設された中央情報局(CIA)の初代長官になった人物。終戦工作の中で最も有名で、かつ最も可能性があったのはダレスとの交渉と言ってもいいだろう。

なぜなら、他の交渉はいずれも仲介者を介したものだが、ダレスとの交渉は直接アメリカと行うものだったからである。

ソ連に固執した日本政府


東郷大臣はソ連との和平交渉を重視。しかし、ソ連はヤルタ会談で対日参戦を決めており、日本に交渉するそぶりを見せていたのは対日参戦準備のための時間稼ぎが目的だった。

すでにソ連の対日参戦の情報がもたらされていたにもかかわらず、それを軽視した結果、誤った判断をすることになった。
一番期待していた相手が裏切る気まんまんだったのだから、成功するわけもない。

交渉は「どのように交渉するか」も重要だが、「誰と交渉するか」も同じように大事だ。
ソ連参戦前、日本は主にアメリカ、中国と戦争していた訳だが、可能なら当事者と直接やり合った方が良いはずだ。

仲介というのは当該国が直接交渉を拒否している場合や、物理的に連絡手段が閉ざされているといった場合にのみ使うべきだ。

終戦工作に対中、対米のものがあるのは、直接打開を図ろうとする人が少なくなかったためと思われる。
それを敢えて参戦の可能性があったソ連を相手に選んだのは最悪の選択だったと言わざるをえない。

昭和20年9月2日 戦艦ミズーリ降伏文書調印式(カラー)


正しい情報を正しく評価するには


1945年5月のナチスドイツ降伏後、ソ連が大量の兵器をシベリア鉄道を使って極東方面に移動しているという情報は、日本に入ってきていた。

そもそもヤルタ会談の内容自体、日本側は掴んでおり、もう一刻の猶予も無いことは明らかだった。
にもかかわらず降伏という決断ができなかったのは、軍部や政府内での意思決定が迅速にできなかったからである。

残念ながら、この傾向は今だに日本に根強く残っている。
ぐずぐずと議論(という名の儀式)を重ね、合意を確かめ合って初めて行動するという悪癖。

こうしたことを繰り返していると、「何が正しいか」「どうあるべきか」よりも、「どうすれば全体合意が得られるか」や「和を乱さないか」といったことの方が優先されてしまう。

そうした変な癖をいい加減改めないと、これからも同じ轍を踏むことになるだろう。






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佐野研二郎氏のパクリ疑惑:パクール・ジャパンとの声も [時事ネタ]

東京オリンピックのロゴデザインを始め、数々の盗用疑惑が囁かれている佐野研二郎氏。その疑惑を示した図はNHKニュースにまで登場し、盗用が常習的ではとの見方が強まっています。



この図を見て、多くの人はこう思ったのではないでしょうか。

「この作品も佐野研二郎氏が作ってたんだ」
「そう言えば、これもパクリっぽい」


私の場合、前者はauのリスモとか、書籍『おしゃべりなデザイン』の表紙(ダンボーに似ているやつ)がそれに当たります。

後者のケースとしては、クレヨンしんちゃんの「ぶりぶりざえもん」とTBSのBooBo(ブーブ)でしょうか。
いずれも知っているデザインだけに、驚きました。


彼がこうした有名な作品を手がけているのは、デザイナーとしての彼の華々しいキャリアと無縁ではありません。

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、博報堂入社。2008年に独立。2014年から多摩美術大学美術学部総合デザイン学科教授。

若手日本人デザイナーとして、最も成功した一人と言えるでしょう。

言い換えれば、彼の作品は有名であり、パクリ疑惑を持たれている作品を含め、デザイナーの世界では問題視されてこなかったのです。

事実、何人かのデザイナーが(後に撤回してはいますが)今回の件で佐野研二郎氏を擁護する姿勢を見せていました。
彼らにとっては、この程度のことは誰でもやっている(自分もやってきた)ということなんでしょう。


もちろん全くの白紙から誰の影響も受けずに作品を生み出すことなど、実際にはできません。

クリエイターという言葉には「創造主」という意味もありますが、現実は過去の多くの作品から影響を受け、それを咀嚼して生み出すものが「作品」や「製品」と呼ばれているのです。

それだけにオリジナルと、自分が作ったものとの違いをどう表現するかは重要な問題です。
美術大学では単に創作の技法を学ぶのみならず、そうした考え方についても学ぶはずです。

しかし、それを教える先生がここまであからさまに盗用していたのでは、学生にどう説明する気なんでしょうか。
もしかしたら美大でも、ある程度のパクリはインスパイアという名の下、許容されているのではと思ってしまいます。


佐野氏の問題は、佐野氏一人の問題はではなく、日本のデザイナーの間にパクリ体質が染みついている可能性を露呈する結果になりました。

教育の現場から一線のデザイナーまで、デザインに携わる人は盗用は断固しないという姿勢を明確に示してほしいです。

中国のことをパクリ天国のように言っていたら、いつの間にか日本も同じだったではシャレになりません。クールジャパンが、パクール・ジャパンにならないことを祈るばかりです。



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デブライブ!まだ間に合う!今日から始めるデブライブ入門! [人物]

デブライブ!とは、アニメ「ラブライブ!」のパロディーの一種。ライブライブのキャラクターが太った人で構成されているのが特徴だ。
2015年8月14日のコミケで、ぽっちゃり女子がデブライブのコスプレを披露したことで、その名が広く知れ渡った。

それは2013年に始まった


2013年5月にニコニコ動画で「【ρ's】僕らは今の中で踊ってみた【デブライブ!】」が発表されたのがコトの起こりとされる。



ご覧の通り、この時はρ’s(ロース)という男性アイドル?のメンバーがデブロース、ではなくデブライブ!となっている。

その後、pixiv(イラスト投稿サイト)でデブライブ!として、いくつかのイラストが投稿されたようだが、その名が一般に知られるほどではなかった。

それは2015年に広まった


今回、コミケに登場したデブライブは全員ぽっちゃり女性と、ある意味ホンモノのデブライブ!と言っていいだろう。



誰が誰だか分かるような分からんような感じではあるが、メンバーが9人しっかりいる。
今後、デブライブ!と言えば、彼女たちのような、ぽっちゃり女子群を指すことになるかもしれない。



「ぽっちゃり系女子が人気だ」とか「これからは大きい女のコが…」みたいなことを言われても、正直ピンと来なかった方。
これを機に再考してはいかがだろうか。
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早稲アカで340人分のスマホ紛失って [時事ネタ]

早稲田アカデミーの夏季合宿でスマホなどの貴重品340人分を紛失する事件があった。紛失とされているが、実態は盗難と言った方がよさそうだ。今回は盗難だったという仮定で書いてみたいと思う。

志賀高原で行われているこの合宿は、小学生4年生から高校3年生までが参加する大規模なもの。貴重品を各自が持っていると盗難に遭ってもいけないから、塾の方でまとめて預かることにしていたのだろう。

しかし、この「まとめて預かる」というのは犯罪者の側からするとオイシイ状況である。目的のものが一か所にまとめられているからだ。

昔、海外のパック旅行でガイドが旅行者のパスポートをまとめて預かり、まとめて盗まれるという事がよくあったが、管理する側に隙があるのなら、まとめておいてもらった方が犯罪の旨みは高まる。

早稲田アカデミーは例年こうした大規模な合宿をしていたし、大量の貴重品が一か所に集められることは知れ渡っていただろうから、狙われる可能性があると考えておくべきだった。

今更言ってもしょうがないが、貴重品のある部屋には専任者を常駐させるといったことができていれば、防げた事案だと思う。


ちょうど一年前のベネッセの情報漏洩事件では、流出した顧客情報は2070万件とも言われ、件数だけ見ると今回はそこまで大規模なものにはならないだろう。

しかし、ネットで保護者と思われる人のツイートを見ていると早稲田アカデミーが失った信用は大きいと言わざるをえない。子供が被害に遭うことに保護者は特に厳しい。

生徒にも「同じ間違いをしないように、これからは気をつけようね」って先生が言われそうだ。


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「なんでもない日おめでとう」を英語で言うと・・・ [時事ネタ]

ディズニー公式Twitterが「なんでもない日おめでとう」とつぶやいて物議をかもしている。なおこの件でディズニー側は正式に謝罪している。

物議をかもしたのは、今日8月9日が長崎原爆の日(それも70回目という節目の年だ)だからである。長崎原爆の日が「なんでもない日」とは何事かということで批判が殺到することとなった。


当然である。何もわざわざこんな日を選んで言うことかと思う。しかも悪いことに炎上するやいなやディズニー側がツイートを一方的に削除してしまった。
当たり前だが、削除したからといって発言そのものを無かったことにはできない。

ツイートそのものと、その後の対応。この二つの点でディズニーは失敗してしまった。ディズニーらしからぬ言動が、より一層問題を際立たせた。


ただ、ディズニーを擁護する声もある。

「なんでもない日おめでとう」を英語で言うと「Merry Unbirthday To You」なのだが、これは不思議の国のアリスに登場する変な言葉の一つに過ぎない。子供を喜ばせるために作者が作ったのだろう。

直訳すれば「誕生日じゃない日おめでとう」だから、「なんでもない日」という訳自体、首をかしげたくなるが、これも子供を喜ばそうとして訳者が考えたものだと思う。

言葉そのものに悪意はもちろん無かったし、ツイートした中の人もアリスのことしか頭になかったのだろう。なにせ夢の国で働いているのだから。
本来なら、聞き流すようなツイートでしかない。


しかし物事にはタイミングというものがある。今日、このツイートをするのはマズかった。ちょっと考えれば分かりそうなことが、夢の国にいると分からなくなる。これはディズニーだけでなく、誰でもウチワの世界にいると外界が見えなくなるものだ。

こういうことにかけては、どこの企業よりも気をつけているはずのディズニー。猿も木から落ちるということか。

他ならぬディズニーこそ、今日を「なんでもない日」にしてしまいたいと思ったことだろう。
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LiLiCoがプロレスに出るの? [人物]

LiLiCoがプロレスデビューする。LiLiCoと言えば王様のブランチの映画コメンテーターの印象が強いが、いつの間にかプロレスデビューすることになってたらしい。

昨年8月にDDTプロレスリング(DDTはDramatic Dream Teamの略)で特別リングアナウンサーを務めたことをきっかけに、今年6月28日にプロデビューが決定。

8月3日にはDDTの時間差タッグバトルロイヤル(参加選手が時間差で次々と入場する形式で、最後まで生き残った選手(チーム)を勝者として認定するもの)にプロレスラーとして参加することが正式発表されていた。

それにしても「何でプロレス?」という疑問が出てしまうが、DDTプロレスリングのDがドラマチックのDであることからも分かる通り、エンターテインメント色の強いプロレス団体である。

もともとプロレスはスポーツであると同時にエンターテインメント性も持ち合わせ、そこが魅力の一つな訳だが、そのエンターテインメント性をさらに全面に出しているところがLiLiCoの志向とマッチしたのかもしれない。

プロフィールを見ると、決して楽な道を歩んできたわけではないLiLiCo。これまでサバイヴする中で培ってきたその強さをリングの上で炸裂させてほしいものだ。

試合は8月23日、東京・両国国技館で開催される。


東京・両国国技館「両国ピーターパン2015~DDTより愛をこめて~」

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セーラー服おじさんの勤務先を世間が知りたがるワケ [人物]

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↑本文とは無関係です              Photo by 怕水的青蛙

セーラー服おじさんが人気だ。失礼ながら見た目から「おじさん」ではなく、「おじいさん」かと思っていたが、50代の方らしい。失礼致しました。

以前から話題にはなってたので、そういう人がいるのは知っていたけど、最近このセーラー服おじさんの扱いで気になる点が出てきた。
それは学歴や勤務先に焦点が当たってきたことだ。

直接の原因は早稲田塾のCMに出たことで流暢な英語が話題になり、それを元に早稲田大学理工学部出身であることや、大手印刷会社に勤めるエンジニアであることなどが明らかになったことだろう。



「最初は変な人だと思ってたけど、どうもあの人すごいらしい」こういうギャップのある話に人は弱い。特に第一印象との差が激しいほど引き付けられるものだ。

さらに言えば、有名大学を出て大企業に勤務していることが明らかになったことで、世間が安心したというのもあると思う。
多少変わったことをしていても、有名大学→大企業コースを歩んでいるということは、「ちゃんとした人」に違いないということなんだろう。

裏を返せば、そうしたコースを歩んでないのに同じことをやったりすると、とたんにキワモノ扱いされる可能性がある訳だ。

最近は様々な所からいろんな人が登場してくる。登場直後は、その人の「受け入れ」がメディアやネットで議論になり、ある種の審査が行われるわけだが、セーラー服おじさんは学歴・職歴から「ちゃんとした人」と判断されたわけだ。

やっぱり「良い学校へ行って、良い会社(役所)に就職する」ことの信用力はバツグンなんですね。今さらだけど。

その信用力を担保するのに学歴や勤務先の情報が必要だったということか。

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潜水艦空母 伊402の真相 [時事ネタ]

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伊400型潜水艦(出典:ウィキペディア)

潜水艦空母 伊402が発見されたとのニュースが入ってきた。
そもそも潜水艦空母というものがあったこと自体、知らない方も多いのではないか。

この潜水艦空母(潜水空母とも呼ぶ)は第二次大戦末期に日本が開発したもので、潜水艦の中に戦闘機を収納、発信させる機能を持った潜水艦のことである。

それまでの潜水艦が対艦攻撃や偵察・索敵を目的に作られたのに対し、伊400型は3機とはいえ戦闘機を持ち、14㎝主砲を備えるなど画期的なコンセプトのもとに開発された。

開発計画を立案したのは、あの山本五十六連合艦隊司令長官である。
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山本五十六連合艦隊司令長官:1941年頃(出典:ウィキペディア)

計画ではアメリカ本土を攻撃する予定だったが、本土といっても西海岸ではなく、首都ワシントンのある東海岸を攻撃目標としていたというからすごい。南米チリ南端のマゼラン海峡を越えて行く予定だったらしい。

結局、実戦で使われることは無く、戦後は攻撃するはずだったアメリカに回航されて検分された。アメリカ軍の兵器として使うことも検討されたが、当時のソビエトから検分要請が来たことで機密漏えいを恐れたアメリカによって沈められた(今回発見した日本テレビの「真相報道バンキシャ!」の予告編を見る限り、どうも艦砲射撃によって沈められたようだ)。

それだけ高い技術で作られたということだろうし、戦後潜水艦に本来の任務以外の機能を持たせるという設計思想は今日にも引き継がれているとされる。



戦艦武蔵といい、最近昔の軍艦が発見されるケースが目立つ。そのたびに引き上げの是非が議論になる。
今回発見された伊402型は他の艦船のように亡くなった人が眠っているわけではないが、むやみに引き上げず、海の墓標のままにしておいた方がいいと思う。

日本テレビ「真相報道バンキシャ!」

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